突然ですが、ふるさと納税って、やっていますか?
これ、4年前の私たちです。
それが、いざやってみるとめちゃくちゃ簡単で、何故こんなに簡単でお得なものを今までやっていなかったのか・・と何故か逆に損した気分になりました(笑)。
ふるさと納税は、どんなものでも実質2,000円!
実質2,000円払うだけで、それよりも高額な食料品や日用品をゲットすることができるというおトクな制度なんです。
ちなみにおもち家では、毎年育児グッズを選ぶことが多いのですが、普通に買ったら数万円するものを、実質2,000円で手に入れられています。
育児グッズ以外にも、高級ないちごやお米など、普段中々買うことのできないちょっと良いものを選んだりして楽しんでいます。
ふるさと納税を始める前の私たちのように、
という方も多いと思います。
この記事では、ふるさと納税を一度もやったことがない人にも分かるように、専門用語をなるべく使わずに説明していきますので、今年は是非一緒に始めてみましょう!
- ふるさと納税のやり方を初心者にも分かりやすく教えて欲しい
- ちょっと調べたけど難しそうでよく分からなかった
- 周りにやっている人がいないので自分だけでできるか不安
ふるさと納税の締切日は、毎年12月31日です。その日までに納税完了していないと翌年扱いになってしまうので、12月上旬までには納税するようにしましょう!
ふるさと納税のやり方〜申し込み方法〜
大まかな手順は、以下の通りです。
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする
- お礼の品を決める
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について
- 必要な書類の送付から完了まで
1. ふるさと納税のサイトにアクセスする
- サイトにアクセスする ←今ココ!
- 上限額をチェックする
- 欲しいお礼の品を決める
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について
- 必要な書類の送付から完了まで
まずは、ふるさと納税のまとめサイトにアクセスします。
代表的なものは、
などがあります。
これらのサイトには各自治体の返礼品がまとまっていますので、その中から好きな品を探して簡単に申し込むことができます。
サイトによって紹介している自治体が若干異なったり、ポイントがついたりしますが、基本的にはどのサイトでもOKです!
各サイトの主な特徴を以下にまとめましたので、参考にしてください。
楽天ふるさと納税
その名の通り、楽天が運営しているサイト。
楽天市場でショッピングするのと同じように寄付ができます。もちろん楽天スーパーポイントも貯まるので、楽天ユーザーにおすすめです。
私も楽天ふるさと納税を利用して寄付をしましたが、スーパーポイントがたくさん貯まったので、実質タダ(むしろプラス)で新品のベビーカーをゲットすることができました!
さとふる
ソフトバンクグループの株式会社さとふるが運営するサイト。
さとふるの特徴は、サイトが使いやすく、返礼品の発送が早いこと。
人気ランキングや実際に寄付した人の口コミも多数掲載されており、初心者でも使いやすいサイトです。
ふるなび
ふるなびは、パソコンやテレビなど家電や金券類の返礼品が多く、おトクにふるさと納税したいという方におすすめのサイト。
クレジットカード払いにすれば、寄付金額の1%分のAmazonギフト券がもらえます。
ふるさとチョイス
ふるさと納税の老舗サイト。
自治体の取扱数がもっとも多いので、たくさんの返礼品の中から探したいという方はとりあえずこのサイトを使ってみればOKです。
ふるさと納税サイトの特徴まとめ
2. 自分の寄附金控除上限額をチェックする
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする ←今ココ!
- お礼の品を決める
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について
- 必要な書類の送付から完了まで
好きなサイトにアクセスしたら、次に、自分の「寄附金控除限度額」をチェックします。
ふるさと納税は、「寄付金控除限度額」のうち、2,000円を超える部分が控除になる(つまり戻ってくる)という仕組みで、実質2,000円で返礼品がもらえるよという制度です。
(×)A市に10,000円寄付⇒2,000円を引いた8,000円現金で戻ってくる
(○)A市に10,000円寄付⇒2,000円を超える分(8,000円)が翌年の住民税や所得税から割引される厳密にいうと、ふるさと納税って寄付しようと思えばいくらでもして良いのですが、自分の「寄付金控除限度額」を超えて寄付した場合、その超えた分は全て控除の対象外となってしまうんです(つまり自腹になります)。
そのため、あらかじめ自分の「寄付金控除限度額」を調べて、その限度額を超えない範囲で納税するということが重要です。
なお、「寄付金控除限度額」は年収や家族構成によって決まるので、人により異なります。
各サイトで控除限度額の目安を計算できるようになっているので、そこで自分の控除限度額を確認するようにしてください。
>>楽天のかんたんシミュレーターで限度額をチェックしてみる(例)結婚して小さい子供がいる年収500万円の人(共働き)の場合
寄附金控除限度額:約63,000円
例の場合、約63,000円までは寄付しても実質2,000円の負担になります。
でも、仮にもし73,000円寄付してしまったら、約1万円は限度額を超えているので、約12,000円の自己負担となってしまいます。
これではふるさと納税のメリットが得られなくなってしまうので、自分の控除限度額はしっかりと確認するようにしてください。
自分の寄付金控除限度額をシミュレーションする際、前年の年収を元に計算する方が多いと思いますが、実際はその年の年収で計算されます。
例えば、去年はすごく残業したけど今年は全然してないよ、というような場合は、「年収が変わる=控除限度額も変わる」ので、注意が必要です。
3. ふるさと納税で欲しいお礼の品を決める
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする
- お礼の品を決める ←今ココ!
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について
- 必要な書類の送付から完了まで
寄付金控除限度額の確認ができたら、次はいよいよお待ちかね、返礼品の選択です。
人によっては、「思い入れのあるこの自治体に是非寄付したい!返礼品は必要ない!」という菩薩のような方も一部いらっしゃるかと思いますが、ほとんどの方は、正直この返礼品が目当てだと思います(笑)。
返礼品は、各サイトから自分の寄付金控除限度額を超えない範囲で欲しいものを探します。
返礼品によって寄付金額が異なるので、まずは自分の寄付金控除限度額で返礼品を絞り込んで、そこから探していきましょう!
例えば、自分の寄附金控除限度額が約4万円だったら、4万円までの寄付でもらえるものを探します。
基本的には自分の好きなものを選択すれば良いのですが、特に無い場合は、還元率の高い返礼品を選択するというのもおすすめです。
例えば、1万円寄付して1,000円のお米がもらえるのと、2,000円のお肉がもらえるのであれば、お肉の方がおトクですよね?
最近では、各自治体が自分のところに納税してもらおうとして、この還元率を高くしすぎることが問題になることもありますが、もらう側としては、還元率が高い方がおトクなのでおすすめです。
注意:ワンストップ特例制度を利用する場合、寄付する自治体は5つまでにすること
返礼品は1つにしなくても、複数選ぶことが可能です。
先ほどの例でいうと、自分の寄附金控除限度額が約4万円の場合、
- 4万円の返礼品を1つ
- 2万円の返礼品+2万円の返礼品(合計2つ)
のどちらでも大丈夫です。
ただし、ここで一つ注意なのは、寄付する自治体は5つまでにすることです。
ふるさと納税には、「ワンストップ特例制度」という納税手続きを簡単に済ませることができる特別な制度があるのですが(この制度については後ほど説明します)、この制度を利用できる条件が、寄付する自治体が5つまでであることなんです。
そのため、6つ以上の自治体に寄付してしまうと、ワンストップ特例制度が適用されなくなり、代わりに自分で確定申告しなければならなくなってしまいます。
4. 返礼品が決まったら、各サイトから申し込む
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする
- お礼の品を決める
- 各サイトから申し込む ←今ココ!
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について
- 必要な書類の送付から完了まで
欲しい返礼品が決まったら、いよいよ各サイトから申し込みをします。
一例として、さとふるの申し込み画面はこんな感じです。↓
各サイトの手続き手順に従って氏名や住所、支払い方法等を入力していくだけでOKです。
手順に従って入力していき、最後に申し込み完了画面が出たら、申し込みの手続きはこれで終了です。
後日、返礼品が自宅へ送られてきます。
楽天ユーザーの方は、楽天ふるさと納税だともっと簡単で、いつも通りお買い物かごに入れる感覚でふるさと納税ができます。↓
すごく簡単ですよね??
ここまできたら、もう一息。
あとは、先ほど少し出てきた「ワンストップ特例申請」をするだけです。
では、その「ワンストップ特例申請」の方法について、これから説明していきます。
ふるさと納税のやり方〜申し込み後の手続き〜
ワンストップ特例申請に必要な書類について
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする
- お礼の品を決める
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類について ←今ココ!あと一息!
- 必要な書類の送付から完了まで
申し込み後は、「ワンストップ特例申請」をおこないます。
「ワンストップ特例申請」とは、本来寄附金の控除を受けるために自分で確定申告をおこなわなければいけないところを、特別に簡単な手続きで済むように作られた便利な仕組みです。
その方法は、とっても簡単。
下記の2つの書類を、寄付した先の自治体へ郵送するだけです。
- 寄附金税額控除に係る申告特例申請書
- 個人番号(マイナンバー)および申請者本人を確認できる書類
1つずつ説明していきます。
1. 寄附金税額控除に係る申告特例申請書について
大抵の場合、返礼品とは別に、後日自治体から「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」が送られてきます。自治体にもよりますが、約2週間〜1ヶ月程度で送られてくることが多いかと思います。
これは、先程の「ワンストップ特例申請」をおこなうための書類です。
もし、各自治体から送られない場合は、各サイト上からダウンロードして用意します。
申請書に必要事項を記入の上、寄付先の各自治体へ送ります。
といっても、申請書にはあらかじめ必要事項がほぼ全て印刷されている場合が多いので、こちらで記入する事項はほとんどありません。
大抵の場合、申請書にマイナンバーの個人番号を書いて捺印するだけで終わりです。
枠で囲った部分のマイナンバー個人番号記入欄に番号を記入して、印鑑の欄に捺印します(※シャチハタ不可なので注意です)。
もし、あらかじめ必要事項が記入されていない場合は、こちらの記入例を参考にしてください。
2. 個人番号(マイナンバー)および申請者本人を確認できる書類について
二つ目に送付が必要な書類は、身分証明書のコピーです。
マイナンバーの「個人番号カード」を持っている方はその両面コピー、「通知カード」しか持っていない方は、その両面コピーに加えて、運転免許証やパスポートなどのコピーが必要になります。
これらの書類もすぐに用意できるかと思うので、それをただコピーするだけでOKです。
これらの書類は、自治体ごとに送付する必要があります。
また、同一自治体に複数の返礼品を申し込んだ場合も、その件数分の書類を送付することになります。
ワンストップ特例申請に必要な書類の送付から完了まで
- サイトにアクセスする
- 上限額をチェックする
- お礼の品を決める
- 各サイトから申し込む
〜申し込み後の手続き〜
- 必要な書類の送付から完了まで ←今ココ!もう終わるよ!
以上、2つの書類が揃ったら、あとは自治体へ送付するだけです。
封筒と切手は自分で用意するか、もしくは自治体によっては申請書送付時に同封されている場合もあるので、そちらを使用します。
書類を自治体へ送付し、自治体の方で無事に処理が完了すると、後日「寄付金受領証明書」というものが送られてきます。
これが送られてくれば、ふるさと納税の手続きは無事全て完了です!
寄付金を支払った分から、2,000円を抜いた残りの金額が控除されて、翌年6月に戻ってきます。
まとめ
以上、ふるさと納税のやり方について詳しくお伝えしました。
こんなに簡単な手続きで、返礼品がおトクにゲットできてしまうので、本当にやらなきゃ損ですよね。
今まで難しそうだからやったことがないという方も、是非今年はやってみてくださいね。
ふるさと納税サイトの特徴まとめ